[東京 17日 ロイター]オービックビジネスコンサルタント(OBC)は2021年8月17日、東証の市場再編でプライム市場の基準を満たすため、株式を売り出すと発表した。和田成史社長ら大株主が計971万4300株の普通株を国内外で売り出すほか、需要状況に応じて67万7700株のオーバーアロットメントによる売り出しも実施する。
売出人には他に和田弘子副社長、監査役らが名を連ねている。OBCは東証からの7月9日付の一次判定結果で、流通株式比率の基準を満たしていないとの通知を受けたという。
夜間PTSでの反応
当日の終値5490円に対して5.3%も安い5200円で400株の売り物が出るも、最後まで不出来で終了。

翌日寄り付きの反応
特売りスタート
始値は5,200円(-290円/-5.3%)と前夜PTSで400株売り出した人の値段とピッタリ一致。
当日5分足チャート

出来高も急増
決算の時と同じくらいの出来高になっていた。

引け後の記事
<4733>OBC 5290円(-200円)
大幅続落。前日に株式売出の実施を発表。和田社長ら株主6人が最大1039万2000株(オーバーアロットメントによる売出67万7700株)売り出すと発表している。発行済み株式総数の約14%にあたる水準のため、目先の需給懸念が強まる形のもよう。プライム市場の上場維持基準である流通株式比率の充足を図ることを目的としている。今回の売出とは別に、金融機関なども株式を手放す意向を示しているとされている。
3日間チャート

私の備考欄
3日間かけて全戻し。
ニュースが出た日の終値5,490円よりも40円とはいえ上に行った。
この間、日経平均株価は27,585.91円から27,013.25円(年初来安値更新)へと下落していて、地合いが良いわけでもなかった。
少し前にサイバーエージェントの藤田社長が市場外で1千万株を2050円で処分したニュースが出た時もPTSは狼狽売り、翌日は100円安から一時プラ転と今回と似たような動きだった。
大株主が大量に株券を売っても一時的な動揺が見られるだけで、株価には影響があまりない模様。
